冬になると暖房費がかさみがちな姫路市。瀬戸内気候で比較的温暖とはいえ、底冷えする日も多く、「光熱費が気になる…」という声は少なくありません。
この記事では、冬でも光熱費をかけずに快適に暮らす家づくりのポイントを、姫路市の気候特性を踏まえてわかりやすく解説します。
姫路市の冬の気候と住宅の課題
姫路市は瀬戸内海に面しており、年間を通して比較的温暖な地域です。
しかし、冬は最低気温が0℃前後になることもあり、底冷えする日が多いのが特徴です。
💡古い住宅や断熱性能の低い家では、暖房を強くしても室内温度が安定せず、光熱費が高くなりがちです。
断熱と気密が光熱費を左右する
家づくりにおいて重要なのは、「断熱」と「気密」です。
この2つがしっかりしていれば、少ないエネルギーで家全体を快適な温度に保てます。

断熱性能(UA値)
UA値は外皮(壁・屋根・床・窓など)からどれだけ熱が逃げるかを示す数値。
値が低いほど断熱性能が高く、暖房効率が良くなります。
| 地域区分 | 基準UA値(ZEH基準) |
|---|---|
| 6地域(姫路市) | 0.6 W/㎡・K 以下 |
気密性能(C値)
気密性が高いほど、室内の暖かい空気が外に漏れにくくなります。
理想は C値=1.0以下。ビオラホームの高性能住宅では0.5以下を標準としております。
冬の陽だまりを活かすパッシブデザイン

「パッシブデザイン」とは、太陽や風など自然エネルギーを活かす設計手法。
姫路市のように晴天日が多い地域では、冬の太陽光を取り込むことで光熱費を大きく節約できます。
-
南向きの窓で冬の日差しを確保
-
軒の出・庇で夏の日射を遮る
-
吹き抜けで暖気を循環
太陽光発電と蓄電池でエネルギーを創る
姫路市は年間日照時間が2,000時間以上と、太陽光発電に非常に適した地域です。
-
冬でも安定した発電量
-
蓄電池と組み合わせて夜間も省エネ
-
停電時も安心な電力確保
間取りと生活動線で省エネ効果を高める
-
暖かい空気を逃さないゾーニング
-
吹き抜け・階段の位置で空気の流れをコントロール
-
コンパクトな動線設計で空調効率をアップ
補助金・支援制度を活用して賢く家づくり
2025年時点で利用可能な主な制度:
-
こどもエコすまい支援事業
-
ZEH補助金
-
兵庫県・姫路市の独自支援制度
参照:国土交通省 住宅支援制度
まとめ
-
姫路の気候に合わせた断熱・気密設計が基本
-
太陽光やパッシブデザインで「創エネ+省エネ」
-
補助金を活用して初期コストを抑える
🌿「暖かく快適で、光熱費に悩まない家」は設計次第で実現可能です。
暑い寒いといった建てた後によく耳にする後悔の声。しっかり学び後悔のないマイホームを手に入れたいですね。
姫路市での家づくりを考えている方は、まずはお家づくりの基礎知識を学んでみませんか。

日時:2026年1月10日(土)13:00~16:00
場所:アクリエひめじ4階403会議室
概要:10組様限定「後悔しない為の家づくりセミナー」
実は、家づくり経験者へのアンケートで、約7割が「家を建てる前に勉強しておけばよかった」と回答しています。
なぜ、そのような結果になるのでしょうか?
それは、「正しい判断基準」を持たないまま家づくりをスタートさせてしまうからです。
家づくりがこれからの人も、まだまだの人も、家づくりをスタートする前にぜひお気軽にお越しください。











